忘れるための備忘録

精神のカサブタ。起こったことや、想ったことや、思い出しちゃったことや、通り過ぎた人のこと、読んだ本のことなど。

いちばん、ちかくの自然

自分の身体は一番ちかくの自然だなぁ、と思う。

身体の外側には、人間のつくったもので満たしているけれど、

身体の内側は、自分で作れない。

そこは、いちばん近くの自然なんだなぁ。

 

まあ、口内炎ができてイタイとか

お腹すごいこわしたとか、

そういう時に思うだけなんですけどね。

 

 

感情と感傷とのつきあい方。

人生には、向かい合うべき傷と

やりすごすべき傷があると思う。

まあ、人間の生活なんて本質的ではないことで溢れているし、

別に重要だろうが重要じゃなかろうが、

仕方あろうがなかろうが、

傷ついたりするものである。

 

でも、やりすごすべき傷に気をとられたり、

向かい合うべき傷を見ないふりしたりする。

 

だからシンドイな~、と思ったら、

まずはどっちなのかをじーっとうずくまって考えて

やりすごすべきものなら行動したり人とあったりして気を紛らわし、

向かいあうべきものなら、一人で潜る。

 

まあ、本来は痛みなんてべき論で対応するものじゃないのかもしれないけど。

 

第一段階としては、

分析して距離を置くことで耐えてんのかもな。

 

まあ、なんにせよ、何も触らずに生きていくことは

できないし、したらもったいないから、

傷との付き合い方だって学ぶのだ。


まあ、要は、悲しい時もたくさんあるけど、

わたしは元気です。

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終わった恋は山椒の香り

先週、会社で仕事をしていたら無性に鰻が食べたくなった。

頭の中のどこを切っても鰻か山椒の香りしかしないというレベルの暴力的な欲求である。

 

鰻なんて年に2回も食べれば満足するくらいだったのに不思議だなぁ、と思いながらも、珍しく湧いた強い欲求に身を委ねて、食べログ検索をしていた。

そして、自分の中の記憶の中もまさぐってみて気が付いたことがある。

なんとも言葉にすると変なのだけど、

ある意味、美味しい鰻は恋の味なのであった。

 

昼間に会うとか、ちょっとした遠出した時の旅先の味。

美味しい鰻の記憶は、そういうものの先にあった。

 

それは、恋愛がちょっとうまくいってる時の楽しい記憶と

一緒にセットなわけで。

 

まあ、そんなのとは関係なくきっと食べたくなったんだけど。

そして、結局、その日、1人で食べた伊勢定の鰻はやっぱり美味しいかったけど、

やっぱり鰻は1人で食べるより2人で食べたほうが美味しいな、とも思ったのでした。

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生き方や価値観について

10代の頃からさっぱり変わってないと思う一方で、

自分の状況などによって、すごく変わってくる類のこともある。

 

特に、結婚や家族については、本当に自分の思うことが

代わっていくのを実感している。

たぶん、そこには正解がない、というか、

正しいのが重要なわけじゃないということを

実感しているからかもしれないし、

自分が足りないところに価値を多く見てしまうからかもしれない。

 

離婚を検討している友達に相談された時に

答えるスタンスがすごく変わった気がする。

 

だから相手を反映しているんじゃなくて、

自分を反映してるだけなんだなぁ、と思う。

 

まあ、一方で人は自分が聞きたいことを聞くから

互いに鏡だとも言えるけど。

 

他人様にさしたる影響を与えられると思うなんておこがましい、と思いつつも、

過去を振り返って自分が煽って(そのせいだけじゃないけど)

別れてしまって旅に出た人のことなんかを思い出し、

自分のスタンスが揺れそうなときにはなんだか接するのが怖くなったりする。

 

まあ、そんなわけで、

「一回、じっくり意見を聞いてみたい」と言われながらも、

なんとなく会うのを先延ばしにしている件があります

 

なんとなく、幾ばくかの責任を勝手に感じたり

自分がスタンスを変えたことを恥じたりするから。

 

いや、違うのかな、

がその他人という鏡を覗くのを恐れているだけかもしれない。

好きな場所。

『キッチン』は確か『私の世界で一番好きな場所はキッチンだ。』みたいな出だしで始まった気がする。

一番好きな場所はどこだろう。

いろいろあるけど、子供の頃、一番好きな場所は車の後部座席だったのを思い出した。

両親が前で話してるのをぼんやり聞きながら窓の外を流れていく景色を見てる。
いつでも話しかけられるけど、話さなくてもいい。
ひとりだけど、ひとりじゃない。
なんからそういうの。

人と話すのもそんなに得意じゃないし、うまく距離感をとることに一人で疲弊するよな子だったから、話さなくてもいいけど、安心していいあの空間が好きだったんだな。


ハジメのハナシ。

特にテーマも決まってないけれど、
ブログを初めてみようと思う。

 

こういうところにこっそり書くのは
とてもヘンテコでネジレタ感情。

 

直接知ってる人が見ていると思うと
受け取り手の印象を気にしてしまったりして
中途半端にコミュニケーションになってしまうから、
匿名にする。

 

我ながら、変なの。

 

誰にも知られたくないような、
誰かに見つけてもらいたいような。

 

まあ、そんなわけでボチボチと。